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ナハトマンの＜スフィア シリーズ＞が、世界3 大デザイン賞の1 つとして知られるドイツの｢レッドドットデザインアワード｣(※1)において、プロダクトデザイン賞を受賞しました。
1834 年にドイツのバイエルン地方で誕生し、180 年以上もの間、その高い技術力を受け継いできたナハトマンは、2007 年より将来性のあるデザイナーを発掘し、その可能性を最大限に広げる産学共同の育成事業「Next Generation(NextGen) デザイン・スクール・プロジェクト」を実施しています。毎回、最優秀賞に選ばれた学生に、そのデザインコンセプトをナハトマンのブランドを通じて商品化する機会が与えられます。この度、プロダクトデザイン賞を受賞した＜スフィア シリーズ＞は、チェコ共和国の首都プラハにある美術大学、アカデミー・オブ・アーツ・アーキテクチャー・アンド・デザイン (The Academy of Arts, Architecture & Design) の学生ロマン・クビタによる作品で、第5 回ナハトマン デザイン・スクール・プロジェクトで最優秀賞に選ばれ、2014 年に全世界で発売されました。
プレート、ボウル、ベース、キャンドルホルダーなど様々なテーブルウェアを揃えた＜スフィア シリーズ＞は、全面に配された立体感のある円形模様が特徴です。デザイナーのロマン・ビクタは、溶けたガラスの塊に息を吹き込んだ時に作られる美しい球体（スフィア）からインスピレーションを受け、チェコの伝統ガラス工芸とモダンアートが融合した、大小異なる球面の重なりで編み出される幾何学的なデザインを生み出しました。今回の「レッドドットデザインアワード」では、デザインの革新性、機能面での使いやすさ、品質、人間工学への適合や環境への配慮などが総合的に評価されての受賞となりました。
※1：「レッドドットデザインアワード」は、ドイツのノルトライン・ヴェストファーレン・デザインセンター（Design Zentrum Nordrhein Westfalen）が主催する国際的なデザイン賞です。2015 年のプロダクトデザイン部門は、56 カ国から4928 作品がエントリーされました。 http://en.red-dot.org/
※ 掲載写真は＜スフィアシリーズ＞の一部です。グラスは現在、日本国内ではお取り扱いしておりません。
